はてなブログで何度もアドセンスの審査に落ちてしまっている方、もしかしたらWordpressへ移行するだけで運営しているブログが合格するかも知れません。
私の嫁のブログでは「コンテンツの価値が低い(複製されたコンテンツ)」と「アドセンスのポリシー違反」という理由から、数え切れないほどのアドセンス不合格に陥っていました。
そして実際に私の嫁は、はてなブログProからWordpressへ移行してたった3日で、何度も審査に落ちていたブログが一発で合格したのです。
もし、「アドセンス合格のためならWordpressへ移行してもいい」と決断できる方は、簡単に移行できる方法を手順も含めて細かくご説明していきますので、ぜひこのまま本記事をお読みください。
実際に嫁が行った移行方法は、安全かつ費用を抑えた移行方法であり、手間や費用を抑えたい方には有益な情報になるかと思いますので、参考にしてみてください。
これから説明する方法を使えば、簡単に移行することができます。
目次
アドセンス合格時のブログスペック
- WordPress使用
- レンタルサーバー:ConoHa
- ドメイン:お名前.com
- WordPressテーマ:STORK19
- ブログ開設期間:7ヶ月
- ブログ記事数:49記事 (掲載記事数:16記事)
- 記事の文字数:3000~7000文字
- 記事の更新頻度:3~10日
- プロフィール設置
- プライバシーポリシー設置
- お問い合わせページ設置
WordPressへ移行するまでの流れは、無料はてなブログとして開設し、4ヶ月後には有料版はてなブログProへ移行。そして、6ヶ月が経った頃に「アドセンスの不合格の理由がもう分からない!」とイライラしだし、苦渋の決断でWordpressへ移行することを決意。
そして、Wordpressへ移行した3日後には、アドセンスに合格!という流れです。
「移行したことで一体なにが変わったのか?」の”なにか”については、最後のところでお話しますが、先に一つだけ言っておくと「アドセンスが求めていたブログに変わった」のです。
はてなブログは横の繋がりも深く、はてなスターもそこそこに頂いており、デザインにはかなりの時間を費やしてカスタマイズしていただけに、本当に苦渋の決断だったと思います。
ですが、Wordpressへ移行したからといって必ずアドセンスに合格するわけではないので、そういったリスクも理解した上で、自己責任でお願いします。
「これ以上は手の施しようがない」という方にWordpressへの移行をおすすめします。
私の嫁もとにかく検索して出てくるようなアドセンス対策については、すべて取り入れていました。
そんな私の嫁のブログはというと、世界一周の旅をした経験をもとに海外旅行に役立つ情報を発信しています。
海外旅行に興味のある方や、アドセンス合格の参考にしたい方はぜひ嫁のブログをご覧ください。
はてなブログからWordpressへ移行する際の注意点

- はてなスターが消失する
- はてなブログProにしている場合は返金されない
- 新たにレンタルサーバー契約が発生する
はてなブログで書いてきた記事はWordpressへ移行されるので問題ありませんが、はてなスターといったはてなブログ限定のものは引き継ぐことができませんのでご注意ください。
また、はてなブログは独自ドメインを利用することでレンタルサーバーは不要でしたが、Wordpressではレンタルサーバーの契約が必要になります。
レンタルサーバーの価格については、大体月1,000円前後くらいの費用となります。
はてなブログからWordpressへの移行方法

- 移行サービスの「羽田空港サーバー」さんへ移行依頼をするのがおすすめ
- ドメインはそのまま継続する
- レンタルサーバを新たに契約する
はてなブログからWordpressへ移行するには、プログラムに詳しくない方が自力で設定するには少しリスクが高いです。
検索すれば自力で移行する方法を説明してくれている方がいますが、上手くいかなかった際には自己責任です。下手するとサイトが起動しなくなる恐れもありますので、無理せず移行サービスへお願いするのがおすすめです。
そして、「移行サービスへお願いすると手数料を取られる」と思われがちですが、それは違います。
移行サービスの中には、新たに契約したサーバー会社から紹介手数料をもらい、委託者へは一切費用を請求しないサービスもあり、私達委託者は手数料を支払う必要なく、移行することができます。
となれば、当然リスクを犯してまで自力で移行する必要なんてありませんよね。
ただし、一点だけデメリットがあり、移行サービス側が新たに利用するサーバーを指定してきますので、こちらで利用したいサーバーを選ぶことはできません。
ですが、悪徳サーバーを紹介されるわけではないのでご安心ください。
私の嫁の場合、「羽田空港サーバー」さんという移行サービスへお願いし、「ConoHa」レンタルサーバーを利用することで、手数料無料で移行することができました。
ちなみにConoHaとは、GMOインターネット株式会社が運営しているサーバーで、有名なエックスサーバーに並ぶ機能・性能を兼ね揃えており、安心できる有名なサーバーの一つです。
その上、エックスサーバーより初期費用も年間費用も安いので、むしろおすすめしたいレンタルサーバーです。 ですので、「どうしてもこのレンタルサーバーを使いたい!」という希望がない限りは、デメリットになることはないでしょう。
羽田空港サーバーさんの詳細は下記公式サイトよりご確認ください
羽田空港サーバーさんのサービスを利用するにはいくつか条件がありますので、しっかり確認しておきましょう。
また、移行の流れについては、基本的には羽田空港サービスさんがWordPressの移行手順から設定方法まで親切にメールで教えてくれるので、内容に従って進めていけば問題なく移行できます。
WordPressへ移行してから行うこと

1.WordPressで利用するテーマを選ぶ
移行サービスへ移行を行ってもらう上で、先に決めておかないといけない事として、Wordpressで利用する”テーマ”を決めておく必要があります。
はてなブログを利用していた人からすると、テーマって何?ですよね。
簡単にテーマを説明すると、ブログの「テンプレート」のようなものです。
テーマをダウンロードすることで、デザインを担当してくれるphp形式のファイルや画像ファイル、動的な仕様を制御するjQueryファイル、style.css等を運営サイトに取り入れられ、一瞬でそのテーマのデザインになります。
WordPressを使われているほとんどの方はテーマを取り入れることで、簡単にハイセンスなデザインに仕上げ、殆どの時間を記事を書くことだけに力を注いでいます。
なので、最初のテーマ選びというのはとても重要になってくるので、いくつもあるテーマの中から自分に合ったテーマを慎重に選びましょう。
あとからテーマ変更するにはとても手間がかかるので、後悔しないためにもデザインと機能が充実している有料版をおすすめします。
また、テーマを選ぶ基準には、「使いやすさ」「デザイン性」「機能性」「高速化」があります。
上記内容を踏まえて、無料版と有料版の定番ともいえるおすすめテーマをご紹介していきたいと思います。
無料版のおすすめWordpressテーマ
・Cocoon(コクーン)

言わずと知れた有名テーマ。
無料とは思えないほどの高機能テーマで、かつ初心者でも使いやすいテーマです。
・Lightning(ライトニング)

多くの人が利用しているスタンダードなビジネスホームページ向きテーマ。
利用者が多いので、カスタマイズ情報や使い方も検索するとたくさんヒットするのも利点です。
・Portofolio(ポートフォリオ)

ポートフォリオサイトを作るなら、ポートフォリオ用に開発されたこちらのテーマ。
サイトの主役は写真にするのであれば、極力シンプルなこちらのテーマがおすすめです。
有料版のおすすめWordpressテーマ
・STORK19 (ストーク19)

価格:10,800円
最近のブロガーの多くが利用しているテーマです。
私の嫁もこちらのテーマを利用しており、私自信も欲しかったテーマです。
デザイン面、機能面も非常に高く、アレンジもしやすいので、満足度が非常に高いです。
・SANGO(サンゴ)

価格:10,800円
「サルワカ」さんという人気ブログの作者が作成したテーマで、実際にサルワカさんがSANGOを使って公開されています。
Googleのマテリアルデザインをベースに作られている本テーマは、読みやすさを意識した作りになっており、デザイン・機能ともに文句なしの人気テーマです。
・THE SONIC(ザ・ソニック)

価格:月額780円 (年間割引プラン有り)
こちらは私も利用している販売されて間もない話題のテーマ。
月100万円以上稼ぐアフィリエイター・サイトデザイナー・フロントエンドエンジニアがタッグを組んで作られた完全アフィリエイター向けテーマです。
ご紹介しましたとおり、ブログ内容に特化したテーマが存在するので、自分のサイトに合ったテーマを選ぶようにしましょう。
2.利用しているWordpressテーマに応じてプラグインをインストールする
テーマ選びが完了したら、次はインストールしたテーマに応じて、不足している機能や追加したい機能などを“プラグイン”をインストールすることで補うことができます。
プラグインを簡単に説明しておくと、標準のWordPressにはない機能が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。
例えば、「お問い合わせフォーム」や「サイトマップ」などのプログラムが数多く配布されており、簡単にインストールする事が出来るのです。
使用しているテーマのホームページから推奨しているプラグインを確認することができますので、確認してプラグインをインストールしておきましょう。
3.Googleアナリティクスを連携する
WordPressの基本的な設定が終わったところで、次はGoogleアナリティクスの設定をしておきましょう。
既にアナリティクスを利用している方は、「Googleアナリティクスへログイン」→「管理をクリック」→「プロパティ設定をクリック」→「トラッキングID」を後でwordpressへ入力するのでコピーして控えておきましょう。
次に、wordpressへログインして、トラッキングIDを設定していくのですが、インストールしたテーマによって設定場所が異なります。ですが、基本的にはテーマのカスタマイズの中に「アクセス計測」というような箇所がありますので、そこから入力することができます。
4.Googleサーチコンソールを使って検索エンジンへインデックスする
記事をはてなブログからWordpressへ移行したので、サーチコンソールを使ってsitemapの再登録と、記事毎にインデックスをリクエストすることで、検索エンジンへ移行したことを伝えておきましょう。
Sitemap登録方法
検索エンジンへ運営サイトの構造を正しく理解してもらうためにsitemapを送信しておきましょう。
そのためにも、まずはSitemap.xmlを生成する必要がありますが、テーマによっては自動生成されるものもあります。もし自動生成されていないようであれば、有名なプラグイン「Google XML Sitemaps」をインストールするだけでsitemapを生成することができますので、インストールしておきましょう。
Sitemapが生成できたら、あとはサーチコンソールのサイトマップから登録できますので、忘れずに登録しておきましょう。
因みにサイトマップのURLは「自身のサイトURL + /sitemap.xml」になります。
記事毎にインデックスをリクエストする方法
記事毎にインデックスをリクエストしておくことで、記事が移行したことを正しく伝えておきましょう。
sitemap含め、詳しい手順については以下の記事に記載しておりますので参考にしてください。
5.はてなブログの記事をリダイレクト設定する
最後に旧はてなブログの記事をリダイレクト設定しておく必要があります。
リダイレクト設定については、羽田空港サーバーさんが設定方法を公開しておりますので、そちらを確認して進めていくようにしましょう。
以上が、はてなブログからWordpressへの移行方法となります。
羽田航空サーバーさんは、レスポンスも非常に早いのでおすすめです。
とにかくアドセンスに合格したいと思われている方は、これを基にwordpressへ移行してみても良いでしょう。
また、「移行したことで一体なにが変わったのか?」については、私の個人的な見解ですが、wordpressへ移行したことでサイトページが高速化したと考えます。
私の嫁のはてなブログは、自分でデザインなどのコードを入れすぎたせいか、機能していないコードなども多々あり、ページスピードが10点台だったこともありました。
これがwordpressへ移行したことで、80点近くまで上がりました。
見えない部分で評価を下げてしまっている恐れもあるので、そういった部分でもWordpressの方がGoogleアドセンスの広告表示に向いているのかもしれません。